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null「話のつづきだがね。以前からきみは優秀だと思っていたんだ。どうだろう、研究会に出てみないか?」 「研究会?」  いぶかしげにたずねかえす。 「いや、上もかかわっているが、三矢研究のようなものじゃない。もっと世界の大局を見すえたものだ」 「そういわれても、よくわからないのですが」 「これ以上はちょっとな」  九鬼は謎めいた言い方をして、唇の端をゆがめた。 「とりあえず一度顔をだしてみないか。はいるかはいらないかは、そのあと決めればいい」  さらに九鬼は綾莉の名前もだした。彼女が婚約者と出会った研究会というのは、そのことだったのだ。功刀《くぬぎ》とのことがあって、傷心の三輪は誘われるままその研究会に顔をだした。そして、そこである人物と出会った。  民間人なのに研究会の中心人物だという彼女の目をみたとたん、三輪は魂の奥底まで見透かされたような気持ちになった。 「そう。そうね。あなたの夢に形をあたえてあげる」  彼女はそういったのだ。三輪はその言葉に生涯をかけてもいいと瞬間的に思った。  三輪は自分の夢がだれにあたえられたのか忘れたわけではない。ただ功刀《くぬぎ》の夢は夢でしかなく、現実のものとする手段がなかった。たしかに研究会の手段は異論が多々あるだろう。だが、確実に実現可能のものに思えた。だから、三輪はためらうことなく研究会に参加することにした。自分に夢をあたえてくれた恩人に感謝しながら。  そして、十数年のち、功刀《くぬぎ》と三輪の運命はふたたび交差する。そのときにはすでに美智瑠《みちる》はこの世になく、功刀《くぬぎ》と三輪の立場はあまりにもわかれすぎていた。そのどちらも同じ夢から発していたというのに……。 [#改ページ] 第五章 カトゥンの定め